お知らせ
新年のご挨拶
「安心して暮らせる地域づくりを目指して」
新年あけましておめでとうございます。
令和7年の新春を迎え、皆様におかれましては健やかにお過ごしのことと心からお慶び申し上げます。
昨年は元旦に能登半島を震度7の地震が襲い大きな被害をもたらしました。また、各地での豪雨災害の発生など、近年頻発する自然災害に直面し、地球規模で進む温暖化による気候変動に危機感を覚えます。
さらには、一向に終息の見えない世界各地で起こっている戦争や私たちの生活に直結する燃料や食料品等の物価高騰など不安の多い一年になりました。社協においてはコロナ禍前の業績に戻らず、厳しい経営が続きましたが、利用者や関係者皆様のご理解とご協力、職員の努力により乗り切ることができました。この状況は今年も続き、さらに厳しさが増すことが考えられます。
今年は、社協の存続意義と事業の再確認をするなかで、収入の3分の2を占める介護保険事業のうち、デイサービス事業の回復を大目標に、経営の立て直しを進めます。このほか、住民の皆様に理解をいただいた施設再編計画の具体案の実現に向け踏み出します。また、中間年にあたり見直しを行った第2次長期構想の中期計画を推進するとともに、新たな取り組みとして始めた子ども食堂をはじめ、学習・生活支援等子ども支援の充実を図り地域福祉を進めます。これらには、職員の一致団結した取り組みと地域住民、村、関係団体の連携が必要でありますので、一層のご支援とご協力をお願いいたします。人と人とがつながり、誰しもが支え合う絆により、安心して暮らすことのできる地域づくりと、一人ひとりの尊厳を大切にして、信頼される社協を目指します。
今年が平穏で、明るく活気あふれ飛躍する年になることを願うとともに、皆様のご健勝とご多幸をご祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。
社会福祉法人筑北村社会福祉協議会
会長 宮島 義次